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二つの主題 ―家持、鴎外の憂愁と決断― 四六判 | 490頁 | /定価:1,944円(税込)

万葉集に幕を下ろしたのも家持である。彼は万葉集の編纂者であった。高級官僚であると同時に、一方で、歌の世界に生きる人であった。歌を作ること、万葉集を編纂することは彼の生き甲斐であった。彼がその万葉集を閉じる決断をしたのは、防人歌巻を完成させてから間もなくであった。防人歌巻、これは、公と私の間で動揺する彼の心の記録であった。彼は、それを、あたかも遺書であるかのようにして、万葉集を閉じている。

2014年6月 1日 | ジャンル:文学
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