さようなら押手・・・両手刺手管鍼法 B5 | 288頁 | /定価:3,960円(税込)

鍼と向き合って64年となる著者による、革新的鍼灸技術をわかりやすくつぶさに解説する1冊。1980年代にディスポーザブル鍼セット(滅菌済み単回使用のステンレス鍼とプラスチック製鍼管セット)が開発され目覚ましい勢いで普及したにもかかわらず、鍼灸の技術は従来型の金属鍼管、銀鍼を使ったやり方のままである。とくに鍼灸法の基本となる、重い金属鍼管をやわらかい皮膚の上でしっかり保持するための「押手」という技術は、もはや必要ないのではないか。プラスチック製の軽い鍼管、ステンレス製の鍼が通常となった今、その特性にマッチした管鍼法技術があるのではないか。紆余曲折の末、30年を経て新しい技術体系「両手刺手管鍼法」を固めた著者が、そのすべてをまとめあげた。著者の希望により弱視者にも読めるよう、文字サイズを16ポイントとするなど、ユニバーサルデザインで作成。

2021年10月22日 | ジャンル:<014>その他